第一部「十一月一日、うろこ雲と汽笛のとける地点にて」
目次
とける まよい
ときめき、まにまに あじさいめんこ
ミュージシャン・バイ・ジ・オーシャン 青藍 瑠璃
公園のスケッチ 半袖
無味の寒天を味見したような 上原 果(はたし)
居場所 Shino
二度と掛けない番号 佐野 優一
上書き うごみ りのら
遠き海に灯は落ちて 炎上パイナポー
小さな魔法使い 楽茶
波浪 いたる
眠れなかった朝のグラデーションが、断絶のないことの唯一の証明(まよい)
作中作を匂わせる描写が個人的に好きです。「みえる」景色に祈りや優しさ、期待などを込めて書きました。(あじさいめんこ)
友人が海辺で歌っていた曲が頭から離れません(青藍 瑠璃)
過ぎたことはもう取り返しがつきませんね(半袖)
記憶に残る海の断片をつなぎ合わせるように。(上原 果)
逃げたくなる時、暖かくなれる場所があればいいなという想いを詰め込みました。(Shino)
人の記憶は図書館です(佐野 優一)
ゆらゆらと香って光る十円玉のお話です。(うごみ りのら)
誰がための花束でしょうね(炎上パイナポー)
みんな魔法使えるんですよ…思いやりっていう。(楽茶)
海!きれい!感じて!(いたる)
「青く翳る」は十一月二十二日に開催される文学フリマ東京で販売する予定です。お手にとっていただけたら嬉しいです。
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